2017年のパンケーキ・デー

スーパーマーケットで子どもたちがイースターエッグのためのチョコレートをもう買い食いをし始めた。そういえばもうすぐイースターだなと、この光景を見て毎年思い出す私。しかし春がそこまでというのに、まだまだ風が冷たく寒い。

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Photo by Victor Larracuente

とは言え春の日差しも見え隠れし始めた今日この頃。冬とは違った優しい光が空に広がり木の枝には芽が吹き始め、地中から水仙やクロッカスの芽もムクムク。いよいよイースターホリデーの到来だ。

イースターと言えば、その前に楽しみなパンケーキ・デー。2月に入るとスーパーの棚にはたくさんのパンケーキの粉が陳列する。イギリスではキリスト教の復活祭(イースター)の47日前にあたるShrove Tuesday(シュローブチューズデー)を「パンケーキ・デー」としているためだ。

パンケーキ・デーなるものができたのは、その昔復活祭に向けて断食が始まる前に、卵や牛乳・砂糖など家にある栄養価の高い材料を使ってできるパンケーキ状のものを作ったことからだそう。

ちなみに毎年変動するイースターから計算して、今年のパンケーキデーは2月28日。地域によってはパンケーキ・レースのような行事もあるけれど、多くの人たちは宗教に関係なくパンケーキを純粋に楽しむ日となっている。

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イギリスのパンケーキは、薄くてクレープのよう。くるっと巻いて砂糖とレモンをかけていただく。触感はクレープよりモチモチとした歯ざわりで、爽やかなレモンの香りがアクセント。粉もん好きの私としてはちょっと物足りないが、これはこれで小麦粉の風味が活きていてなかなかいい。

しかし我が家はそんなイギリス式薄型パンケーキに特に執着もなく、夫の希望でオランダのPoffertjes(ポッフェルチェス)をいただくことにしている。

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実はオランダはパンケーキで有名な国。中でもこのポッフェルチェス、朝食におやつに子どもたちから大人気。本場では屋台やお店でタコ焼き器のようなもので作るのだけど、うちでは面倒なので冷凍ものをオーブンで温めていただく。

熱々にバターと粉砂糖をかけて。シンプルだけど外側がクリスピーで、中はふわっふわ。シロップやクリーム、いちごなどのフルーツを乗せたりしても可愛らしい。これを食べると子どもたちも楽しみなイースターホリデー(いわゆる春休み)が来るのだなと感じる。

そういえば、日本でも最近はクリスマス、ハロウィーンの次にイースターが「第3のお祭り」として取り上げられつつあるのだとか。そうなればイースター前のこのポッフェルチェスもディズニーランドや原宿あたりで話題のスイーツになるやもしれない、などとふと思ったパンケーキの日だった。

薄力粉から作るイギリスのパンケーキ。モチモチ!↓

https://cookpad.com/recipe/2525831

タコ焼き器で作れるオランダのポッフェルチェスのレシピ↓

https://oceans-nadia.com/user/14945/recipe/122754

Top photo by RitaE