Moments #11: Happy 4th of July

 

7月4日は独立記念日 / Independence Day、アメリカは今日241歳になった。

ニューヨークの家にいると、この日はどこかしらのBBQパーティーに呼ばれて行くか、旅行先で花火を見るか、予定がなければ夫とマンハッタンか、あるいは自宅から近い港、ビーチ、ゴルフ場で催される花火大会に行く。地元の小さな花火大会も、退役軍人のカルテットによるジャズセッションなどがあったりして趣深く良いホリデイを過ごせるものだ。

旅行もアメリカ国内と決めている。国の誕生日に海外へ行く気にはなれず、特にこの日を目的にするならフィラデルフィアや首都ワシントンへと足が向く。

2

ここはアメリカ合衆国が誕生したフィラデルフィア市、インディペンデンス・ホール前モールのパビリオン。

独立戦争に勝利したアメリカの「自由の象徴」のひとつであるLiberty Bell(リバティ・ベル=自由の鐘)が、ガラスのケースに入れられることもなく、誰もが身近に感じられるよう展示されている。上部に刻まれているのは旧約聖書の言葉;

「全ての土地と全居住者に自由を宣言せよ」- レビ記 25:10

この鐘の前に立つたび、勝ち得たものが「自由」であることの真の意味と、人としての正しい生き方を考えさせられる。

この鐘はアメリカの大事を知らせる為にたびたび打ち鳴らされてきたが徐々に傷み始め、最後にその音が響いたのは1846年2月12日、アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントンの誕生日であったと言われている。

役目を終えたリバティ・ベルは、今のアメリカを一体どう見ているのだろう。

IMG_6181

さて我が家であるが、独立記念日を自宅で過ごす場合のディナーが決まっている。

Philly Cheesesteak(フィリー・チーズステイク)。フィラデルフィア生まれの、あくまでもカジュアルでどこまでもアメリカなホーギースタイルのサンドウィッチである。ホーギーとは薄切り肉や野菜を長細いパンに挟んだサンドウィッチを言う。

レシピと言えるほどのものはなく、オニオン、マッシュルームと共に炒め塩コショウしただけの薄切り牛肉にチーズを乗せるだけ。パンはイタリアンロールなどがよいが都心でも見ることがなかったので、口当たりの軽いバタールなどを選ぶといい。この美味しさとアメリカへの想いを新たにする為、私たちは大好きなこのサンドウィッチを独立記念日のこの日にのみ食べることにしている。

Philly Cheesesteakが毎年夏を連れてくる。そして早速、道北旭川は明日以降3日間とても暑くなるようだ。

もうひとつ、外せないのがアメリカ国歌。The Best National Anthem Ever!! と言えるのが1991年のスーパーボウルでウィットニー・ヒューストンが歌ったこれ。試合前テレビの前でこの国歌を聞いた時は胸が震えた。そして私たちのNY Giants 優勝を確信したのだった。ちょうど湾岸戦争の最中でもあり、彼女の歌う国歌はより特別なものとなった。

We’ll miss you, Whitney, and Happy Birthday, America!!

 

YouTube uploaded by CavBuffaloSoldier
all photos by Katie Campbell / F.G.S.W.

にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ