レストラン探しとFish&Chips

義両親が今年で50回目の結婚記念日を迎える。

50年!想像するだけでクラクラと眩暈がしそうな長い年月だ。考えてみればきっと2人にしかわからない険しい山や谷をここまで超えてきたはず。50年もの月日を共に無事に生きてきたというだけで、心から尊敬しその幸運を祝福するに値する。

ということで、今年は特別に彼らが懇意にしている方たちを集め、パーティーを催すことになった。長男である主人が企画し、最近は夫婦でその会場探しに奔走している。

今日は仕事を終えて夕方から少し足を伸ばし1件のレストランを視察。実際に足を運んで店内の雰囲気やメニュー、それからお年を召した方も多いのでバリアフリー具合もチェックする必要がある。

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見よ、この田舎具合。ここはイギリスで最も有名な風景画家の一人、ジョン・コンスタブルを生み出したDedham(デダム)という可愛らしいヴィレッジ。ちょっぴり南仏風にも見えなくもない。

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そのデダムにある、入念に手入れされた蔦のからまる外観と趣のある前庭が印象的な「Milsoms」。蔦もここまで立派に形作るには相当の手間がかかっているはず。期待度は高まる。

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店内にはたくさんのお客がおり写真を撮ることはできなかったが、パーティールームへは一般の方が食事するエリアを抜け一番奥に配置されている。目立たないシンプルな扉を開けたその奥には、ゴージャスかつモダンなインテリアのダイニングルームが広がっていた。

このダイニングルームにはバーとキッチンが併設され、パーティー中はプライベートシェフがつくのだそう。大きなテーブルの向こうにあるフレンチウィンドゥを開ければダイニングルーム専用の庭が。

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なんて可愛らしいイングリッシュガーデン!お天気の良いランチパーティーやウェディングパーティーにも良さそう。私と言えばこんな素敵なイングリッシュガーデンにするには、どの植物を組み合わせているのか、思わずメモしそうになった。

夫婦で顔を見合わせ「よし!」と予約をお願いしたところ、結局2ヵ月先だと言うのにダイニングルームは予約で埋まっていてガッカリと肩を落とした。次回はこじんまりと主人とのデートで訪れたい。

田舎の1本道をクネクネ迷いながら、たどり着いた今日のレストラン。外に出て気づけばもう7時だ。子どもたちが待っているので、こんな素敵なレストランに背を向けて帰らねばならない。すっかり遅くなってしまったこんな日のディナーはだいたいこれ。

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おなじみフィッシュ&チップス。テイクアウトのお店で購入するのだが、一人前のCod(タラ)の大きさは30cmほどもあり、これはその半分の量。

チップスの量もマクドナルドのLサイズポテトの3倍くらいで、半分でも全部平らげるにはキツイ。揚げたてで魚も肉厚、とてもおいしいのだけど食べ終わると毎回胸焼けする。なのに当分するとまたあのビネガーの香りを思い出し、むしょうに食べたくなる恐ろしい食べ物よ。

レストラン探しはまだ続く。

 

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